お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
ダイエットを考える時、ハチミツって少し気になりませんか?
砂糖とくらべてどうなんだろう?って。
ローカロリーではありませんが、けっこうスゴイんです。
砂糖ほど甘くないから大量に使っちゃうんだ~
ハチミツってなんであんなに高いの?
ハチミツが高価なわけ
ハチミツってどうやってできるの?
まずミツバチが花の蜜を集めます。
口吻(こうふん)というストローのような口で花蜜を集めて、普通の胃とは別にある蜜胃(みつい)[一時的に蜜をためる場所・蜜のうとも呼ばれる]に蜜をためて、巣に持ち帰ります。
蜜を持ち帰ったミツバチは、巣で働くミツバチに口移しで蜜を渡したり、巣へ移し替えたりします。
巣で働くミツバチは、35℃の暖かい巣の中でブゥ~ン!と羽ばたいて風を送ったり、口でかきまぜて水分を蒸発させます。
60~70%の水分を20%まで蒸発させて、あのトロリとした状態になります。
花蜜の主成分はショ糖(砂糖と同じ)ですが、ミツバチの唾液でブドウ糖と果糖に分解されます。
この分解と水分蒸発の自然濃縮によって、おいしいハチミツが出来上がるのです。
ミツバチは一生でティスプーン1杯足らずのハチミツしか作ることができません。
ミツバチの一生は35日ほどなんですけどね。
とはいえ、今のところ人の力では同じハチミツを作ることはできません。
見た目は同じようなハチミツは作れますが、栄養分がまったく違うんです。
だから本物のハチミツは高価なんです。
そのあたりをもう少し調べてみましょう。
ハチミツの栄養
ビタミンB1・B2・葉酸・27種のミネラル・22種のアミノ酸・80種の酵素など150を超える成分を含みます。
とくにビタミンには活性型と不活性型がありますが、活性型は少量で効きますが不活性型は大量に用いないと効きません。
ハチミツに含まれるビタミンは92%が活性型です。
ビタミンの質はサプリメントとは段違いということですね。
さらにどの花からとれた蜜なのか?西洋ミツバチがとったのか?日本ミツバチがとったのか?で栄養素が変わってきます。
また加熱処理されたハチミツはビタミンがこわれているので、加熱処理されていない純粋ハチミツを選びましょう。
のどの痛みに効くの?
ハチミツの薬効に関しては、まだまだ実証段階ですが、殺菌作用(防腐作用)があることが認められています。
また体内粘膜を保護する働きも認められています。
ダイエット的には
ハチミツ100グラム:294キロカロリー
砂糖100グラム:348キロカロリーなので
ハチミツを使う方が効果ありですね。
ハチミツの種類
花の種類がハチミツの種類となるわけですが、色の濃いハチミツはミネラル分も濃くなります。
マヌカハニー・栗・ソバのハチミツはミネラル分が多いので濃厚な色をしています。
- 栗ハチミツはくせがあり、最もマズイと言われていますが、野生の熊には人気があるそうです。
- れんげハチミツはくせのないマイルドな味なので、日本人好み。
- コーヒーにはコーヒー花ハチミツ
- 食パンにはアカシア花ハチミツ
- ヨーグルトにはみかん花ハチミツが合うといわれています。
本物のハチミツを買おう
花の蜜を集めに行かさずに、砂糖水をえさとして与えられたミツバチが作るハチミツは、原材料が砂糖水なので、有効な天然成分がほぼ入っていません。
安いハチミツは砂糖水ハチミツの可能性が高いので、気をつけましょう。
ニュージーランド・イタリアのハチミツは、規制がきびしいので質の高いものが多い。
あまりにもキレイに透きとおっているものは、手を加えている可能性がある。
成分が豊富に入っているハチミツは、きめ細かな泡がたっていて、にごったようにみえる。
白く固まっていたら、確実に本物です。
ただし溶かそうとして40℃以上の湯せんにかけると、ビタミンはこわれてしまいます。
なかなかデリケートなものですね。