お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
ごはん大好きの人におすすめのキヌアです。粒がこまかくて存在感がありませんが、なかなか優秀ですよ~ 🙂
キヌアは穀物
キヌアはヒユ科植物の種です。ヒユ科の植物は雑草が多いのですが、ほうれんそうやオカヒジキもヒユ科になります。
南米アンデス山脈の高地で3,000~4000年前から食用に栽培されていて、キビ・アワ・ヒエなどと同様、雑穀に分類されます。
白米に混ぜて炊くと、血糖値を急上昇させないごはんに仕上がります。
揚げ物の衣に使ったり、ゆでてサラダのトッピングにもプラスできます。スープ・シリアルに入れてもおいしいです。
食物繊維
キヌアの食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含みます。
水溶性食物繊維は、乳酸菌などの腸内細菌のエサとなって、腸内環境を整えたり、血糖値の上昇をおだやかにします。
不溶性食物繊維は、腸を刺激して便秘を予防し、腸内の毒素を追い出す働きをします。
ビタミンB1・B2
糖質の代謝を高め、やせやすくなります。
ビタミンB6
「たんぱく質を分解してアミノ酸にする酵素」としてたんぱく質の働きをサポートしています。
具体的には、皮膚・粘膜・毛髪・歯などの健康をたもつ働きがあります。不足すると、皮膚炎・口内炎・湿疹・じんましんなどの症状があらわれます。
ビタミンE
活性酸素を除去する、抗酸化作用があります。
- 血行促進➡冷え予防
- ガン予防
- 生活習慣予防
グルテンフリー
グルテンとは、小麦粉を水で練ったときに粘り気のもととなる成分で、小麦アレルギーの原因でもあります。
キヌアはグルテンを含んでいませんので、小麦アレルギーの人にも利用できます。
さらにグルテンは食欲を増す働きがありますので、グルテンフリーのキヌアはダイエットにも効果があります。
豊富なミネラル
カリウム
必須ミネラル16種の中のひとつ。必須ミネラルとは、体内で作ることができないミネラル分です。
体内の水分調整をする大切な成分で、カリウムが不足すると、身体がむくんだり、イライラしたり、やる気がでなくなります。
カルシウム
- 骨粗しょう症予防
- 乳がん予防
鉄分
- 貧血の解消
- 生理痛の緩和
- 臓器の活性化
マグネシウム
- 血液をサラサラにする
- ストレスを防止
- 偏頭痛の予防
リン
ビタミンB1・B2と結合して補酵素となって、糖質の代謝を促進しダイエットの手助けをします。
アミノ酸スコアが85!
たんぱく質も豊富で良質。
白米のアミノ酸スコアが65なのに、キヌアのアミノ酸スコアはなんと!85!(牛乳と同じくらいです)
アミノ酸スコア:食品中の必須アミノ酸の含有率を評価する数値で、高いほど良質なたんぱく質といえます。
低GI食品
GI値35と低く、食物繊維の働きで、糖分の吸収をおだやかにしてくれます。
低GI食品:血糖値の上昇を招きにくい・太りにくい食品のこと。
フィトエストロゲン
女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをする成分です。
ホルモンバランスを整える。
- 肌・髪にツヤ
- 更年期症状の緩和
- 骨粗しょう症の予防
- 生理痛の改善
- 不妊改善
気になる脂肪分
オレイン酸
余分なコレステロールを運び出してくれる善玉コレステロールを減らさずに、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールだけを減らす働きがあります。
- 生活習慣病の予防
- ガンの抑制
- 胃酸分泌を調整して、胃の健康を守る
- 皮膚を柔らかくする➡小じわ・ごわつきを改善
αリノレン酸
なくてはならない脂肪分、オメガ3(アマニ油・エゴマ油と同じ分類)で必須脂肪酸(体内で作ることができない)です。