お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
日本の水道水って大丈夫なの?
現在、水道水が飲める国は15ヵ国しかありません。
水道水は飲み水として使えるの?
日本の水道水は、塩素消毒をして殺菌しているので、そのまま飲めます。
厚生労働省が、51項目の水質基準を定めていて、これをクリアした水だけが水道水として利用できるのです。
ですが実際は、浄水器をつけたり、ペットボトルのミネラルウォーターを購入したり、ウォーターサーバーを設置する家庭が増えています。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
原因は塩素?
「水道水は薬臭いから」という理由で飲み水に使用しない人は多いですね。
病原菌などの心配はないのですが、塩素消毒による塩素が多いと塩素臭がして「おいしい水」ではなくなってしまうというわけです。
さらに「塩素って身体に悪いんでしょう?」という人もいます。
たしかに塩素そのものは人体に悪影響をおよぼすものですが、水道水を消毒している塩素の量は、殺菌はしますが人体に影響がない量なんです。
水道水で本当に心配なのは?
水質そのものを気にするのであれば、味はともかく塩素による害はないと思っていいでしょう。
ですが、水道水は配水管・給水管を通って各家庭に届きます。
1980年代後半まで、鉛製の給水管が使われている地域があり、水道水に鉛が溶け出している可能性が考えられます。
鉛製の給水管でなくても、赤さびが発生しているところがあり、そこを消毒後の水が通るわけですから、安全なのかは疑問です。
市役所の上下水道の部署に問い合わせれば、給水管の状態くらいは教えてくれるのではないでしょうか?(^▽^;)
もうひとつ気をつけていただきたいのが、マンションや団地などで給水タンクを使用しているところです。
給水タンクの管理は国ではなく、厚生労働省に認可をもらっている事業者が、検査・清掃・点検をおこなっています。
この給水タンクの中で、どのような状態で貯水されているのか…がとても重要です!
給水管も給水タンクも新しいうちは清潔なんでしょうが、老朽化した時の対応ができているかどうかです。
だから水道水は…飲まない
市役所や不動産屋に問い合わせて、しっかりした返事をきく~なんて手間も時間もかかるし、悪い返事だったら引っ越しするの?
「それなら安全な水を買うわ!」ってなりますよね。
悲しいですけど、それが現状です。