お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
太らないように食べるものを考える時、どんなところに気をつけてる?
甘いものやごはん、油ものをひかえてるかな?
そうですよね?それが普通だと思います。
ひとつひとつ栄養素を考えてカロリー計算をするならいいのですが、慣れてきたらなんとなく
- ケーキとおせんべいだったら、おせんべいにしよう。
- バナナとおにぎりだったら、バナナにしよう。
- かつ丼と親子丼だったら、親子丼にしよう。
って感じで、二者択一にして糖分や脂肪をとらないようにしてきました。
でもまったくとらなくてイイ栄養素なんてないんですね。
その中でも今回は、油についてです。
油の役割
油にはたくさんの種類があり、どれもカロリーが高い事にたいして変わりはありません。
だからこそ食べずにおこうと思うのですが、まったく油をとらないのは身体によくありません。
ダイエットの妨げになると考えがちですが、食べた油がそのまま脂肪になるわけではありません。
食べた油は、十二指腸で乳化され、すい臓の消化酵素によって脂肪酸とグリセロールなどに分解され、身体をつくる材料として使われるのです。
なになに?脂肪酸?グリセロール?
たとえば油は血管や体内の細胞膜をつくっているので、油不足になれば血管がもろくなったり、新陳代謝の低下につながります。
またホルモンの材料となるため、不足するとホルモン分泌に影響がでます。
さらに身体が疲れやすくなったり、集中力が低下してイライラするようになります。
肌がカサカサ・髪もパサパサになります。
ヤバいって~!老化まっしぐらじゃん!
では、どんな油をどれくらい摂ればいいのでしょうか?
脂肪酸の種類
脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
👆この表は成分ばかりでわかりにくいですよね
どんな食品があるのか見ていきましょう
飽和脂肪酸
- 常温で固体のものが多く、動物性の油に多く含まれます。
- 炭素の二重結合がない。
という特徴があるのですが、チトわかりにくいので(^-^; 実際にどんなものがあるか紹介しますね。
バター
バターの原料は牛乳です。牛乳のタンパク成分がチーズになり、脂肪成分がバターになります。
バターの黄色は黄色成分のカロテンです。夏に牛が、カロテンいっぱいの青草を食べると、バターの黄色が濃くなり、冬にはたくわえておいた干し草を食べるので、カロテンの少ない淡い黄色のバターができるのです。
栄養分としてビタミンA・D・Eも含んでいます。
以前はバターといえば、動物性脂肪なのでカロリーが高く、身体にもよくないと言われていました。バターよりも植物性のマーガリンの方がイイという時代が続きましたが、トランス脂肪酸の研究により、これを含むマーガリンは、手放しでおススメできなくなってきました。
摂りすぎはいけませんが、バターは昔ほど悪者ではなくなっています。
ラード・ヘット
ラードは豚脂、ヘットは牛脂のことです。
ラードは焼き飯をつくる時に、使うととても美味しくできあがります。
ヘットは肉を焼く時に使うと、同化して美味しいですよね~
ココナッツオイル
一時ブームになったココナッツオイルもバターと同じ仲間です。
可食部は固いカラの内側にある、脂肪分の多い胚乳と呼ばれる部分です。
他の油とちがって身体に蓄積されずに、すでに付いてしまっている脂肪を巻き込んで燃焼してくれます。ダイエットにはいいのですが、カロリーが高いのは変わりありませんし、価格が高めです。
👇ココが大事!👇
飽和脂肪酸であるバターや牛脂などは、イチオシの油ではありませんが、摂りすぎに注意して適材適所で摂取することをオススメします。(⌒∇⌒)