お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
アイスプラントはちょっと変わり種です。
でも勇気のいる変わり種ではなく、ワクワクする変わり種です。
なぜなら、この見た目!
水滴がついているようでキレイですよね~
不思議野菜アイスプラント
葉や茎の表面に塩分を隔離するための細胞(ブラッダー細胞)があり、凍ったように見えることからアイスプラントと名付けられました。
ブラッダー細胞には塩分が含まれていますので、なにもつけていないのに、ほのかな塩味があります。
歯ごたえは、繊維質を感じない、歯切れのいい、やさしいシャキシャキ食感です。
洗いすぎたり、きざんだりすると、せっかくのブラッダー細胞がつぶれてしまいますので、フワッと洗って出来るだけ手をかけずに食べてください。
アイスプラントの栄養
塩分・ミネラル
カリウムやマグネシウムなどを吸い上げる力が強く、ブラッダー細胞にためています。
イノシトール
抗脂肪肝ビタミンといわれ、肝臓に脂肪が蓄積するのを予防したり、蓄積した脂質を取り除きます。
抗酸化作用があり、脂質の代謝を促進したり、血液中の脂質を減らして血液循環をよくします。
ピントール
血糖値降下作用があります。
中性脂肪と内臓脂肪の増加を防いで、肝機能障害を改善します。
白内障予防にも効果があります。
βカロテン
- 抗発ガン作用
- 免疫賦活作用:免疫を活性化させる働き
ビタミンAに変換して
- 髪の健康維持
- 視力維持
- 粘膜や皮膚の健康維持
- のどや肺などの呼吸器系を守る
クエン酸・リンゴ酸
疲労を回復したり、胃腸の調子を整えます。
佐賀大学農学部が塩分を含む土壌や、塩水でも育つ作物として着目し、研究し始めたのがきっかけです。
条件がよければ普通に育ちますが、水分不足で塩分が強くなると、茎や葉の表面にあるブラッダー細胞に水分・塩分を保存して育ち続けます。
もともと害虫・病気に強いので、農薬を使わずに育てています。なのであまり洗う必要はありません。