お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
カロテノイド系のフィトケミカルは600種類以上ありますが、その中でもよく耳にするものを調べてみました。
リコピン
すぐれた抗酸化作用
抗酸化作用とは体内で発生する活性酸素を取り除く働きのことを言います。
活性酸素は体内で常に発生しており、細菌やウイルスをやっつける働きをしています。しかしストレス・紫外線・喫煙などにより異常に増加した場合、老化や生活習慣病の原因となります。
生活習慣病の予防効果
糖尿病・高血圧・動脈硬化などの生活習慣病は、活性酸素が原因であることがわかっています。
血流改善効果
血流が悪くなる原因のひとつに血栓があります。血栓は血管に血のかたまりができるものですが、活性酸素が原因といわれています。
リコピンは活性酸素を除去して血栓をできにくくし、血流改善に効果をもたらします。
肥満予防
血流がよくなると代謝があがり、摂取した糖分や脂肪分が効率よく消費されて、脂肪がつきにくい身体になります。
視機能改善効果
活性酸素は視覚機能の低下ももたらしますので、リコピンの抗酸化作用で視機能の改善が期待できます。
トマト・柿・すいか➡リコピンは熱ではこわれないので、トマトソースや市販のトマトジュースからでも摂取できます。
βカロテン
体内でビタミンAに変換される
視神経改善
夜盲症(やもうしょう)になりにくくなる。
夜盲症(やもうしょう)とは
急に明るいところから暗いところに行くと、はじめは見えませんが次第に暗さに目がなれてきます。
これを暗順応(あんじゅんのう)といいますが、この機能が働かず見えにくいままになってしまう病気を夜盲症(やもうしょう)といいます。
皮膚・粘膜の正常化➡免疫力アップ
皮膚・粘膜を強くして、風邪などを引きにくくしたり、口内炎ができにくくなります。
抗酸化作用
生活習慣病予防
抗酸化作用により活性酸素を抑制して、糖尿病・高血圧・動脈硬化などを予防します。
ガン発症リスクの低減
活性酸素が細胞の遺伝子を損傷することが、ガンのきっかけになっていると言われています。
かぼちゃ・モロヘイヤ・にんじん・春菊・あしたば・ほうれんそう
αカロテン
βカロテンは有名ですが、αカロテンはあまり知られていません。
βカロテンと同じくビタミンAに変化する性質がありますが、効果は高くありません。
しかし抗酸化作用はβカロテンの10倍強いと言われています。
かぼちゃ・にんじん・パーム油