お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
ミネラルって5大栄養素のひとつなんだよね?
なんか一番わかりづらい…
そうだね~種類が多いから覚えづらいしね~
でもそれぞれ大切な役割があるんだ
ミネラルは大きくわけて2種類あります。
- 主要ミネラル(7種)
- 微量ミネラル(9種)
主要だから大事、微量だからとらなくていいということではありません。
どちらもなくてはならない栄養素です。(⌒∇⌒)
ミネラルとは?
地球上に存在する元素のうち、水素・炭素・窒素・酸素の4つをのぞいたものの総称です。
その中で身体の中に存在して、栄養素として欠かせないものとしてわかっているものが16種です。
主要ミネラル7種
硫黄(いおう)[S]
骨・軟骨・皮膚・髪の毛・爪などをつくります。
塩素(えんそ)[Cl]
胃液中の胃酸に塩酸としてふくまれています。
塩酸って~大丈夫なの?💦
ごくうすいものだから大丈夫!(⌒∇⌒)
ナトリウム[Na]
血液・体液の浸透圧を調整します。
体内の水分バランスを調節しています。
健康な人が欠乏することはありません。
摂(と)りすぎると、のどの渇(かわ)き・むくみ・高血圧・胃がん・食道がんのリスクを高めます。
カリウム[K]
血圧の上昇を抑制し、利尿作用があります。
体液量やpHバランスの調整をします。
胆汁・膵液(すいえき)・腸液などの材料になります。
ほうれんそう・アスパラガス・ブロッコリー・アボカド・いも類・果物・海草類
マグネシウム[Mg]
骨や歯を強くし、酵素のはたらきを助けます。
エネルギーをうみだします。
カルシウム[Ca]
骨や歯をつくり、エネルギー代謝をおこないます。
身体に存在するミネラルの中で、一番量が多い。
心臓・筋肉が正常に機能するのに欠かせません。
血液の凝固・血圧のコントロール
神経の興奮をおさえるはたらきもあります。
不足すると…骨密度の低下・骨粗しょう症の要因になります。
乳製品・大豆製品・小魚・海草類・緑黄色野菜
リン[P]
カルシウムとともに骨・歯の成分であり、代謝を助けます。
微量ミネラル9種
鉄(てつ)[Fe]
赤血球のヘモグロビンに多くふくまれます。
全身に酸素を運ぶのに欠かせません。
鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。
「ヘム鉄」の方が体内への吸収率がイイ。
- ヘム鉄:カツオ・マグロ・牡蠣(かき)・レバー
- 非ヘム鉄:卵・野菜・大豆製品
亜鉛(あえん)[Zn]
体内の様々なはたらきをサポートして正常にたもつ役目をもっています。
- 味覚を正常にたもつ
- 抗酸化作用
- 免疫力の向上
- 成長・発育
- 髪・肌を健康にたもつ
- 生殖機能の改善
- うつ状態の緩和
こんなにたくさん!
そ!摂りすぎはダメだけど、不足しないようにするとイイ事いっぱい!
牡蠣(かき)・肉・魚・豆・種実・味噌
銅(どう)[Cu]
ヘモグロビン(血液)の生成をたすけます。骨格に多くふくまれます。
マンガン[Mn]
骨や関節をつくり、丈夫にする役割があります。
ヨウ素[I]
甲状腺ホルモンを構成し、代謝をたかめます。
過剰でも欠乏でも甲状腺機能低下がおこります。
セレン[Se]
抗酸化力が高く、老化をふせぐ働きがあります。
過剰摂取は危険なので、サプリメントはオススメできません。
モリブデン[Mo]
肝臓や腎臓で老廃物を分解します。
クロム[Cr]
糖の代謝を高め、糖尿病に効果があります。
血糖値の調節・インスリンの活性化
コバルト[Co]
血液の産生をたすけます。
貧血だからといって、鉄だけ摂取してもダメな時があります。
こんなにたくさん摂(と)れないよ~💦
よっぽどかたよった食事をしていなければ、気にしなくても大丈夫だよ!