お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
北京ダックの肉はどこに?
北京ダックは、高たんぱくのエサで太らせたアヒルの皮をパリッとジューシーに焼きあげ、薄い小麦粉の皮で巻いて食べる高級中華料理です。
皮だけなんて贅沢だよね~でも肉はどうするの?
使い方は店によって様々ですが…日本では
はじめから肉の部分もスライスして出してくれる店もあります。
また肉で何か作ってほしいと頼めば、炒めものに入れたりサラダにのせたりして一品作ってくれる店もあります。
それ以外は従業員のまかないに変身していることが多いようです。
これと別に本場中国では
北京ダック専門店になると、骨でだしをとってスープにするのはもちろん内臓・水かき・舌なども料理として出されることが多いんです。
皮・骨・肉・でひとつのセットという考え方。
中国の四大料理
北京料理:山東料理をベースに、北京の宮廷料理や華北地方の料理がミックスされたもの。北京ダックが代表料理。上海料理:海鮮料理が中心。甘めの味で、あんかけ・煮物料理が多い。小籠包も。
四川料理:唐辛子や山椒といった香辛料を使う辛い料理が特徴。麻婆豆腐・担々麺など。
広東料理:魚介類・野菜・フカヒレ・ツバメの巣など、様々な食材を用いる。飲茶の発祥地。
おすすめ!デンマーク産ベーコン
ベーコンの産地なんて、気にしたことなかったわ~
そう、私たちは牛・豚・鶏の生肉の産地はけっこう気にしますが、加工肉の産地まで知っている人は少ないですよね?
ベーコンはハム・ソーセージと並んで人気の加工肉ですが、80%は北欧デンマーク産の豚肉で作られているんです。
しかも品質がとても高い!
値段が安いこともありますが、肉の脂身比率や大きさが均一で加工しやすいという利点もあります。
デンマークの豚肉生産は、養豚農家による協同組合によって運営され、育種から食卓に至るまでの過程が統一的に管理されています。
また生産技術の研究や衛生・疫病予防など「デンマーク豚肉機構連合」が一括して行っているため、どこの農家も豚の飼い方はほぼ同じで同品質かつ高品質な肉を生産できるというわけ。
しかも!ですよ
日本では赤身と脂肪が交互に三層になったベーコンが好まれますが、この情報もデンマークの養豚農家や精肉加工現場にフィードバックされ製品に反映されているんです。
すごい!努力してくれてる!
しかもデンマークには「動物にストレスを与えないよう、飼育環境をできるだけ家畜側に立ったものにする」という法律もあり、デンマーク産豚肉の安全性を裏付けています。
松阪牛は松阪うまれじゃない?
肉・魚・野菜などの産地偽装事件が後を絶ちません。
味が良くて質がいいから「高級」と呼ばれるわけで、高い値段で取引されます。
産地偽装はそれにあやかろうという悪質な行為です。
私たちにはわかりようがないことなんだから、ホントちゃんとして欲しい!
たとえばブランド牛。
松阪牛・米沢牛・神戸牛などを名乗れる根拠はどこにあるんでしょう?
これがなかなか厳しい基準があるんです
各地域の関係団体によって違いはありますが、牛種をはじめ性別・育った環境・エサ・大きさ・重さ・肉質・出産の有無など…厳しい厳しい基準をクリアして出荷されます。
手間もかかってるし大量出荷は無理だね!高いはずだゎ~
ただし松阪牛だから三重県松阪市うまれとは限らないんだ
???
ブランド牛として育てられる、優秀な仔牛の産地が別にあります。
兵庫県但馬(たじま)や九州・沖縄石垣島などです。
とくに石垣島は、日本では珍しく仔牛を放牧しています。丈夫に育った仔牛が全国に買われていき、ていねいに育てられているんですね。
「但馬牛」は生まれも育ちも但馬なんだね
羊肉のすすめ
世界中で一番食べられている肉は羊肉だって知ってた?
ヘぇ~知らなかった~日本ではまだまだだょね
マトンやラムなどの羊肉というと、レストランでスペアリブや煮込み料理を食べるくらいで、近年人気になったジンギスカン鍋をのぞけば日本人にはあまりなじみのない肉です。
2000年頃までは、豚肉・鶏肉・牛肉の「三大食肉」に大きく差をつけられて第4の食肉という位置づけになっています。
ところが2003年(平成15年)、アメリカでBSE感染牛が見つかったり、鳥インフルエンザが流行したことにより、羊肉の消費量が上がりました。
消費者はより安全な肉を求めて、羊肉に目を向けることとなりました。ジンギスカン鍋が人気を集めたのもちょうどこの頃です。
羊肉はコレステロール値を下げる不飽和脂肪酸や、ビタミンB群、アミノ酸の一種カルニチンを含んでいます。
カルニチンには、基礎代謝を高める働きがあり、ダイエットにもイイと言われています。