お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
遺伝子組み換えって良くないことなの?
なんで?
遺伝子組み換えとは
遺伝子組み換えとは、ある生物がもつ遺伝子をとり出して、植物などに組み込むことです。
今までは交配などで何年もかかっていた品種改良を、科学技術で改良しようとするものです。
世界で一番多く遺伝子組み換え作物を栽培しているのはアメリカで、日本ではまだ商業栽培はしていません。
現在日本で流通・販売がみとめられている遺伝子組み換え食品は、8種類あります。
- 大豆:豆腐・しょうゆ・納豆・油揚げ・きな粉など
- とうもろこし:ポップコーン・コーン油・コーンスターチなど
- じゃがいも:ポテトチップスなど
- なたね:菜種油など
- 綿:綿実油など
- てんさい:てんさい糖など
- アルファルファ:家畜用飼料
- パパイヤ:食品用
実際に遺伝子組み換えをしてどう変わったかというと~
- 特定の除草剤で枯れない
- 害虫に強い
- 特定の成分を多くふくむ
などです。
イイ事ばっかりのように思えるけど、ダメなのかな?
そうですね~メリットとデメリットを考えてみましょう。
遺伝子組み換えのメリット
- 一度に大量に生産できるため、食糧問題解決に役立つ
- 病害虫に強い品種が作れるため、農薬の使用量がへる
遺伝子組み換えのデメリット
- 次世代以降への影響
- 日本の農業の衰退につながる?
とくに安全性については
- 挿入された遺伝子は安全か?
- アレルギーをおこす心配はないか?
- 新たに生成されたたんぱく質は人体に無害か?
- 遺伝子操作で予期しないものがつくられないか?
- 遺伝子挿入で食品中の栄養素が大きく変わらないか?
など完全に大丈夫だと証明されていないので、敬遠する人も多いのです。
口に入れるものですから、慎重になるのも無理ないですよね。
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遺伝子組み換えに関する表示
「遺伝子組み換え食品なんて絶対にさけたい!」という人のために、成分表示には遺伝子組み換え作物使用の場合は表示が義務づけられています。
気になる人は、原材料欄をしっかり確かめるようにしましょう。