お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
ストレスに負けない栄養素なんて、魔法の薬みたいなものがあるの?
魔法じゃないけど、けっこうしっかり働いてくれるよ(⌒∇⌒)
知りたい!知りた~い!
脱!栄養不足
まずストレスがかかると、消費しやすい栄養素があります。
不足しないよう積極的におぎないましょう。
ビタミンC
ビタミンCは抗ストレスホルモンの合成に使われますので、ストレスを感じるとドンドン消費されてしまいます。
ビタミンCは水溶性なので、体内にストックすることができません。
こまめにおぎなわないと、つねに不足状態になってしまいます。
飲酒・喫煙もビタミンCを多く消費するので、ストレス解消に飲酒・喫煙するのはビタミンC不足に追い打ちをかけるようなものです。
カルシウム
カルシウムはイライラをおさえる効果があります。
ストレスを感じたら消費されるとともに、骨の原料でもありほかにも働きがたくさんあるので大量に消費されます。
いざという時に不足しないよう、日頃からしっかり摂取しておきましょう。
抗ストレスとは
私たちはストレスを受けると、体内で活性酸素が発生します。
活性酸素は外界から侵入したウィルスや細菌を殺菌・消毒するなどのはたらきがあり、必要不可欠なものです。
しかしその量が多すぎると細胞・遺伝子・血管などを傷つけ、ダメージやトラブルを引き起こします。
これが酸化(サビ)とよばれる状態です。
ストレスで発生する活性酸素を消去するには、抗酸化作用のある成分で対抗しましょう。
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10は、私たちの細胞約60兆個のほとんどに存在し、強い抗酸化作用をもっています。
ですがその量は、20代でピークをむかえた後は年齢とともに減少してしまうのです。
食品にふくまれる量がわずかなので、食事でおぎなうのがむずかしい成分です。
アスタキサンチン
鮭やイクラの鮮やかな赤色が、アスタキサンチンです。
鮭が遡上(そじょう)する時に、大量に発生する活性酸素から筋肉を守るという抗酸化力の強い成分です。
疲れにくい身体にしてくれて、ストレスに対抗します。
α(アルファ)リポ酸
αリポ酸は自身が抗酸化成分として作用するだけでなく、抗酸化作用を失ったビタミンC・ビタミンE・コエンザイムQ10などを再生するはたらきもあります。
αリポ酸も元々は体内に存在していますが、年齢とともに減少していきます。
ホウレンソウ・トマト・ブロッコリー・牛レバーなどに含まれますが、ごくわずかです。