お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
生姜の主な成分
ジンゲロール
生の生姜に多く含まれていて、強い殺菌力があります。
カツオのたたきに薬味としてショウガをよく使いますが、生臭さを消すだけでなく、ジンゲロールの強い殺菌力により食中毒の予防効果が期待できます。
寿司についているガリ(ショウガ)は、殺菌作用で魚の臭みを消す働きをしています。
かぜやインフルエンザの感染症についても、ジンゲロールは体内に入ってきた細菌やウイルスを退治します。
さらにジンゲロールには解熱作用や鎮痛作用、抗炎症作用など、感染症のさまざまな症状に効果があるとされています。
ですがジンゲロールは熱すると、消失してしまいます。生で食べることをオススメします。
ショウガオール
ジンゲロールを熱するとショウガオールになり、辛味(からみ)が強くなります。
ショウガオールは、冷えによって滞りがちになった血液の流れをよくして、体のすみずみまで血液を行き渡らせ、ポカポカと温めます。
さらに血行をよくすることによって鎮痛作用がはたらき、かぜを引いた時に起こる節々の痛みや、冷えからくる関節炎などにも効果が期待されています。
生姜の味は、生の時よりも温めたり、炒めた時の方がカラ味が増します。
料理の量の加減にお役立てくださいね。
ジンゲロン
量はごくわずかですが、熱するとスパイシーな香りがたつ成分です。
生姜のいろいろな効果
身体を温める
身体が温まるだけで、さらにいろんな効果があらわれます。
- 血行がよくなる➡脂肪が燃焼しやすくなり➡やせやすくなります
- 肌の新陳代謝がよくなり➡シミ・シワを改善[美肌効果]
- 風邪をひいたら生姜湯を飲みますが、身体が温まり発汗作用により風邪をなおします。
- 体温があがると、免疫力が高まります。
基礎代謝があがる
基礎代謝があがることにより、冷えやむくみもとり、やせやすくなります。
ダイエット中には、どうしてもいろいろな代謝率が下がってしまいますが、それを防ぐ働きをしてくれます。
消化不良や生理痛の鎮痛作用
抗がん作用
ピロリ菌の撃退など、様々なガンをおさえるであろうという研究が進み、結果が期待されています。
糖尿病の予防・治療
インシュリンの分泌と活性を促進したり、炭水化物と脂肪の代謝を促進します。
とりすぎは禁物
1日の摂取量は10gですので、あまりたくさんは食べられません。
スライスにすると5~6枚ほど。すりおろしで大さじ1生姜パウダーで小さじ1/2くらいです。
とりすぎると身体が暑くなったり、イライラして寝られなくなりますので、食べすぎには注意しましょう。
1日たった1gで吐き気・つわり・乗り物酔いを軽減してくれます。
生姜の産地
生姜の世界一の産地ってどこだと思います?インドなんです。3割をしめています。あと中国・インドネシアと続きます。
日本は50%ほど輸入していますが、あとは国内でまかなっています。
産地は高知県四万十町や土佐市です。あと熊本県・千葉県と続きます。
生姜は保存がきいたり、ハウスものがあって1年中手に入れることができますが、本来の収穫期は9~10月です。
根生姜
普通によく使う生姜ですが、収穫したあと寝かせてから出荷しますので、少し水分が抜けてかっちりしています。
皮の部分に栄養がありますので、皮ごとすりおろしたり、スライスすることをおすすめします。
新生姜
収穫してすぐの生姜で、辛味がやわらかく、水分が多いので生で食べられます。
その他、収穫時期によって葉生姜や矢生姜(はじかみになる)があります。
保存方法
保存適温は15℃前後ですので、夏・冬は新聞紙などの紙に包んで冷蔵庫の野菜室に保存してください。カットしたり、すりおろしたりしたら、きっちりラップしましょう。
皮をむかない状態で、冷蔵庫3週間、冷凍庫6週間は保存できます。