お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
チーズは虫歯予防に効く!
「醍醐味」の語源はチーズだった!
チーズはその昔、天皇や上流階級の人たちが好んだ健康食品。
日本に最初に伝わったのは、牛乳を煮詰めて固めた「蘇(そ)」というもので、それを発行させたのが「醍醐」。
これがチーズのようなものであったといわれています。
酪農に理解があり、チーズが大好物だった醍醐天皇は「醍醐」を自分の名前にしたという説も。
まら「醍醐」から味わい深いという意味の「醍醐味」が生まれたそう。
種類によって保存方法がちがう
チーズはなんだってラップして冷蔵庫に入れたらいい!はNG。
まず大きく2種類の違いを押さえましょう。
チーズの扱いは難しいようで案外シンプルです。
まずは表示を見てプロセスチーズかナチュラルチーズかをチェック。
プロセスチーズと表示されていたら、基本的には購入時のパッケージのまま冷蔵庫へ。
ナチュラルチーズの場合も冷蔵庫で保存しますが、購入時の状態や種類によって異なります。
サラダと一緒なら完全栄養食にパワーアップ!
チーズはたんぱく質や脂肪・カルシウムなどが含まれ、とても栄養豊富。
牛乳1杯(200ml)分の栄養を、チーズ20gで摂れてしまいます。
ただチーズにはビタミンCと食物繊維が含まれていないため、サラダやフルーツと一緒に食べてフォロー。
「桃モッツァレラ」が流行りましたが、あれは栄養面でも理にかなった楽しみ方です。
チーズは歯を守ってくれる
チーズ好きは歯がキレイ?
世界保健機構(WHO)も認めているチーズの健康機能です。
チーズを食べることによって口中pHが下がりにくくなるという説や、チーズに含まれるリン酸カルシウムなどが、歯の表面のエナメル質をコーティングし、酸化した歯を修復する働きがあるとの報告も。
またハードタイプなどの硬めのチーズを食べるとき、よく噛むことで唾液中の抗菌成分が虫歯を予防するという説もあります。
チーズのQ&A
ダイエット中にチーズを食べてもいいの?
チーズは栄養面に優れているので、ダイエット中でも上手に取り入れてほしい食品です。
フレッシュタイプのカッテージチーズは原材料が脱脂乳なので、カロリー控えめです。
美味しく食べられるメニューを見つけましょう。
発酵食品や発酵調味料と相性がいい
ちょっと意外ですが、同じ発酵食品の納豆や醤油と好相性です。
小さく切ったチーズと醤油・かつお節を一緒にあえておにぎりの具にしたり、混ぜご飯にすると美味しいですよ。
もしカビが生えたら?
ナチュラルチーズは本来カビが生えていないチーズですが、冷蔵庫でも長期間保存しているとカビが生えることがあります。
食べても問題のないカビもありますが、迷ったときは削るなどして取り除きましょう。
取り除くときはキワキワではなく、大きめに取り除きましょう。
取り除けば、食べても大丈夫です。
チーズはお腹がゴロゴロしない
牛乳に弱い人でも、安心ですよ!
チーズはミルクを酵素や乳酸菌などの作用で固め、ホエイ(乳清)を分離したものです。
ホエイを分離することで、お腹のゴロゴロの原因である乳糖の大半が排出されます。
牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる「乳糖不耐症」の人が食べても安心です。
専用のナイフを使う
チーズっていろんな種類がありますが、どのチーズもいつもの包丁で切るとチーズがべったり包丁についてしまいませんか?
チーズ専用のナイフがあるんです。
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ナチュラルチーズ7種
農水省のHPより
セミハードタイプ
チェダー・ゴーダなどが代表的。
水分含量が低く、保存性に優れる。熟成期間は半年程度。
プロセスチーズの原材料になるものがあり、家庭料理に使いやすい。
保存法:クッキングシートなどで覆ってから、ぴったりとラップに包んで冷蔵庫に。食べるときはチーズの表面をナイフなどでそぎ取ると、いい香りが戻っておいしく食べられる。
フレッシュタイプ
モッツァレラ・クリームチーズなど。
熟成過程を経ずに製造されるため、ミルクの風味が豊か。
また乳酸発酵のさわやかな酸味が加わり、クセがなく穏やかな味わい。
水分が多めで柔らかい。
保存法:熟成させていない作り立てのタイプなので、鮮度がおいしさを左右する。保存しようと思わず買ったらすぐに食べましょう。賞味期限に関わらず、早めに食べきるのがおススメ。
白カビタイプ
カマンベールなどで、白カビにより外側から熟成する。
熟成が進むほど、口どけよく濃厚な味わいに変化。
保存法:食べかけを保存するときは、切り口に折りたたんだアルミホイルなどを当てる。さらに購入時の内包装紙や箱に戻して乾燥から守り、冷蔵庫へ。
ウォッシュタイプ
塩水・酒等で表面を手入れしながら熟成させる。
独特のスパイシーな香りと、塩味・旨味がしっかりしているのが特徴。
匂いが強烈なため、ツウ向きといえる。
保存法:湿り気を好むので、冷蔵庫で保存する際は密閉容器に入れて他の食品へのニオイうつりを防ぎつつ乾燥から守りましょう。濡らしたパセリやレタスを一緒に容器に入れるのもOK。
青カビタイプ
ゴルゴンゾーラやロックフォールなどが有名。
内部に発生させた青カビの独特な風味と強めの塩分で、ピリッとした味わい。
保存法:青カビは光に弱く、酸素を好む性質。ラップやクッキングシートに包んだあと、さらにアルミホイルで包んで冷蔵庫へ。水分が出やすいので、保存中は時々包みかえをするのも大切。
シェーブルタイプ
ヤギのミルクで作られたチーズ。
さわやかな酸味があり、熟成が進むとうまみが増してきます。
保存法:シェーブルは蒸れると獣臭が強くなるので、クッキングシートなどの紙に包む。冷蔵庫の中で乾燥気味にさせることを意識するのがポイント。
ハードタイプ
「トムとジェリー」に登場する穴あきチーズ(エメンタール)やコンテが代表。
水分含量が低く保存性に優れる。
受精期間はセミハードよりさらに長く1年程度。
熟成期間が長いほど、濃厚なうまみ。
保存法:雪深い山岳地方で冬の保存食として誕生したチーズなので、保存しやすい。
保存法・食べ方はセミハードタイプと同様。削って香りごと楽しんで。