お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
年中あってあたりまえのキャベツですが、野菜ですのでメイン料理になることはほとんどないですよね。でも素晴らしい万能野菜なんです。
アブラナ科の野菜で、ヨーロッパ原産。日本で広く食べられるようになったのは、明治時代からなんです。
万能野菜なんてほめすぎだけど、イイところはたくさんあるから、最後まで読んでね~
よろしく~💛
キャベツの栄養・効能
ビタミンC
ビタミンCの多い野菜ってあまりないんですが、キャベツにはたくさん含まれています。大きめの葉3枚でほぼ1日分のビタミンCが摂取できます。
抗酸化作用があり、紫外線から肌を守ってくれます。免疫力をアップし、風邪をひきにくくしてくれます。疲労回復の働きもあります。
ビタミンCは、緑の濃い外葉と芯の周辺に多いです。
で~す~が~、ビタミンCは熱に弱いんです。生で食べてほしいのですが、外葉ってかたくて水分も少なめなので、千切りにしても生で食べるのはチトつらいですよね~( ̄▽ ̄;)
ですので外葉は、ジュースかスムージーにしてください。
芯の周辺は水分が多いので、がんばって細かい千切りにしましょう。おいしいですよ。
ビタミンU[抗潰瘍作用]
別名キャベジンといって胃薬の名前にもなっていますが、胃や十二指腸の健康をたもつ働きをします。胃酸が出すぎるのをおさえるだけでなく、胃腸の粘膜の保護・修復をおこないます。
トンカツには千切りキャベツがつきものですが、これはキャベツのビタミンUが、油の多いトンカツから胃を守っているのです。
キャベジンという名前ですが、レタスやセロリにも多く含まれています。
ビタミンK
カルシウムの吸収を助けますので、骨の形成をうながしたり、骨粗しょう症を予防します。
また血液の凝固作用があり、かすり傷などの治(なお)りが早くなります。
カリウム
よぶんな水分を排出するので、高血圧やむくみを解消します。
カリウムは水にとけやすい性質がありますので、汗や尿と一緒に排出されてしまうことが多いのです。
スポーツや仕事などでよく汗をかく人は、カリウム不足にならないよう気をつけましょう。
食物繊維
キャベツは、野菜の中ではそれほど食物繊維は多くありません。
食物繊維を豊富にとるなら、キャベツだけにたよってはダメという程度で記憶しておいてください。
ガンを予防する
イソチオシアネート
あまり聞きなれない名前ですが、突然変異した細胞の増殖をおさえる➡➡つまりガン抑制効果があります。
発がん物質の解毒をおしすすめるという作用もあります。(すごくないですか?)
大根やワサビの辛み成分も同じイソチオシアネートです。
ポリフェノール
ポリフェノールには、強い抗酸化作用があって活性酸素のはたらきをおさえる効果があります。
同時にガン化した細胞が増えるのをおさえる働きもあります。
インドール
インドールは、植物の成長に欠かせない植物ホルモンの一種です。
1670年にキャベツから発見され、発がん物質を無毒化するはたらきがあります。
キャベツの上手な食べ方
キャベツに含まれているビタミンCとビタミンUは、水溶性ビタミンなので水に溶けだしやすくて、熱に弱いんです。
ですので、長時間洗い流したり、切ったキャベツを水にさらしたりしないようにしましょう。
調理法は、ゆでるよりもサッと炒める方が、ビタミンC・Uがより残ります。
キャベツの芯も捨てずに調理しましょう。芯には、葉の2倍ほどのカルシウムやカリウムが含まれています。
うす~く切れば、サラダや炒め物にも使えますよ。(⌒∇⌒)
栄養的には生で食べるのが一番ですが、かさだかくてでモソモソしてたくさん食べられないものです。
かといってドレッシングをたっぷりかけるのもオススメできません。
できるだけふんわりと千切りする方法
写真のように、キャベツの葉脈と垂直に(一番太い芯に平行に)なるように切りましょう。
厚みが均一になりやすく、ふんわり柔らかい千切りになります。
コールスローの作り方
千切りついでにコールスローの作り方です。
本来コールスローは、切ったキャベツを塩水に漬け、しんなりさせてからドレッシングとあえます。
この時、水分が出ますのでギュッとしぼってからドレッシングとあえると、水っぽくならず美味しくできあがります。
でもここで栄養分が流れ出てしまっているので、とてももったいないんです。((+_+))
栄養価を考えるのなら、塩水にはつけずに、食べる直前にドレッシングをあえましょう。
それコールスローって言う?
(+_+)
まぁまぁ栄養重視ということで~
(‘◇’)ゞ
キャベツを生でおいしく食べる
ちょ~簡単な食べ方です。しかもおいしい!
手でちぎっただけのキャベツを焼肉と一緒にバリバリ食べる!
もうこれが一番でしょ!)^o^(
わが家は、子どもが小さい時はレタスにしていましたが、中高生くらいになると食べごたえもあり、甘味もあるのでキャベツと焼肉が定番となりました。
手づかみで食べる解放感もプラスされて、さらに美味しく感じますよ。
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キャベツの種類
寒玉(冬キャベツ)
冬に収穫するキャベツで、一番市場に出回っているものです。
春キャベツ
春に収穫するキャベツで、新キャベツともいいます。
巻きがゆるやかで、葉が柔らかいので生食・サラダにむいています。
高原キャベツ
おもに長野県や群馬県などの高原で栽培され、夏に収穫されるので夏キャベツともいいます。
グリーンボール
名前のとおり真ん丸で中までうすい緑色。栄養価は冬キャベツより高いです。
紫キャベツ
鮮やかな紫色は、アントシアニンという成分です。
抗酸化作用で生活習慣病を予防したり、目により多くの栄養を送るはたらきをします。
カロテンも普通のキャベツの2倍ふくまれています。
芽キャベツ
「キャベツの小さいやつ!」と言えばそうなんですが、こんなふうにできるってご存知でした?
さらに栄養価も、普通のキャベツよりも高いんです。
ビタミンCが普通のキャベツの4倍、ビタミンKは2倍です。
紫キャベツも芽キャベツも、特売されるものではありませんが以前よりは手に入りやすくなっていると思います。
目についたらメニューに入れ込むのもいいかもしれませんね。(^^♪