お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
オリゴ糖なんて全部同じでしょ?
ところがそうじゃないんです。
分子レベルの話になると、数えきれないほどの種類が存在します。
ですが私たちが商品として目にするものは限られてきますので、この範囲で調べてみましょう。
オリゴ糖の種類
乳糖果糖オリゴ糖(乳果オリゴ糖)
天然のさとうきび(ショ糖)と牛乳(乳糖)が原料。
砂糖よりも甘味が少ない自然な甘味なので、使いすぎに注意が必要。
大量に入れると、お腹がゆるくなることがあります。
胃や小腸で消化吸収されずに確実に大腸まで届きます。
オリゴ糖はビフィズス菌など善玉菌のエサとなって、善玉菌をふやすはたらきがあります。
これをプレバイオティクスといいますが、乳糖果糖オリゴ糖は少量でビフィズス菌をふやす効果があります。
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プレバイオティクスとは
ビフィズス菌などの腸内善玉菌をふやす効果がある物質のこと
フラクトオリゴ糖
原料はショ糖で、甘さは砂糖1に対して0.27程度なので使いすぎに注意。
難消化性なので大腸まで届きます。
さらに腸内環境がよくなるので、カルシウム・マグネシウムの吸収がよくなる。
腸内細菌研究の第一人者、光岡知足によりビフィズス菌の増殖活性にすぐれていることが確認されました。
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キシロオリゴ糖
トウモロコシの芯からつくられ、ビフィズス菌増殖効果がもっともすぐれています。
ですが商品がすくないのが難点。
ガラクトオリゴ糖
乳にふくまれる乳糖(ラクトース)に、β-ガラクトシダーゼという酵素を働かせたときにつくられます。
大腸までとどき、ビフィズス菌増殖もするプレバイオティクス。
母乳に多くふくまれ、抗虫歯(虫歯になりにくい)。
熱や酸に強く、調理や保存中に変化したりこわれたりしません。
イソマルトオリゴ糖
食品にうま味やコクをあたえます。また防腐作用もあるので、保存食に適しています。
プレバイオティクスで、みりん・清涼飲料水・パンなどに利用されています。
はちみつ・味噌・醤油にふくまれています。
大豆オリゴ糖
大豆にふくまれるオリゴ糖の総称で、甘味は砂糖の7割ほど、カロリーは砂糖の半分です。
熱や酸に強く、ほかのオリゴ糖よりも少量で腸内善玉菌を増殖させます。
ラクチュロース
牛乳にふくまれる乳糖が原料で、ミルクオリゴ糖ともよばれます。
ビフィズス菌を増殖させる、プレバイオティクス。森永「毎日爽快」。シロップあり
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ラフィノース
天然に存在するオリゴ糖で、ビートから抽出して精製されます。
キャベツ・ブロッコリー・アスパラガスなどにふくまれます。
肌の奥の乾燥を改善するので、化粧水に使用されています。
ビフィズス菌を増殖させ、ウェルシュ菌を減殖させるプレバイオティクス。
アトピー性皮膚炎の改善効果があります。
ラフィノース ビートオリゴ糖 500g 粉末 【純度100%パウダー】 LOHAStyle
更年期だから摂ってほしいオリゴ糖
オリゴ糖はこんな人にオススメです。
- 腸内環境をととのえたい
- 便秘をなおしたい
- 肌荒れがひどい
- コレステロール値が気になる
- 糖尿病の人
- 虫歯になりやすい人
これらの悩みは、更年期以降になるといっきに押し寄せてくる可能性があります。
すべてをいろいろな薬でなおしていると、どれほどの薬を飲まなくてはいけないのでしょうか?
まずはオリゴ糖と食事で善玉菌をふやすことからはじめませんか?
オリゴ糖を多くふくむ食品もチェックしましょう!
にんにく・ゴボウ・はちみつ・味噌・醤油・大豆