お元気ですか? 苺です。
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
人工甘味料ってあまり良いイメージがないんだけど…
身体に害があれば、即使用禁止になるだろうから、毒性はないみたいだね
人工甘味料の正体は?
ダイエットを考える時、甘いもの大好き!な人にとって甘味料の存在はとても気になります。
カロリーはどうなんだろうか?
身体に悪くはないだろうか?
とくに人工甘味料は得体が知れなくて心配ですね。
スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムK この3つはお菓子や飲み物の原材料でよく見ます。
ちょっと調べてみましょう。
スクラロース
スクロース(ショ糖)の600倍の甘さ。
苦みや渋みがなどがなく、まろやかな甘味。あと味もいいので、お菓子やデザートに使われることが多い。
カロリーゼロ➡人間の身体では代謝・吸収されず、1日たつとほぼ100%排出してしまう。
- 1976年にイギリスのテイト&ライル社により砂糖をもとに開発されました。
- 1991年にカナダで初めて食品に使用する許可を受け、日本でも1999年に食品添加物に指定されています。
一般家庭には販売しておらず、企業だけが購入することができます。
現在では80以上の国で、食品添加物として販売されていますし、世界から見ても安全性は認知されています。
1日の摂取量の目安は、体重1㎏あたり5mg。
50kgの人は250mg
だいたい錠剤1錠分です。
アスパルテーム
アミノ酸由来の人工甘味料。ショ糖に比べて200倍ほどの甘味がある。
アメリカで発見されたが、現在使われている形にしたのは、味の素(株)。パルスイートという商品にしました。
アスパルテームはフェニルケトン尿症の人が口にすると危険なので、商品には「アスパルテーム-Lフェニルアラニン化合物」と表記することが義務付けられている。
カロリーゼロ➡体内で代謝・吸収されないので、血糖値にも関係ない。
数例の副作用があげられているが、安全性はよく認められています。
1日の摂取量の目安は、1kgあたり40mg。
体重50kgの人で2000mgが許容範囲。
摂りすぎないことが大切。
アセスルファムK(カリウム)
酢酸を原料として作られていて、ショ糖の200倍の甘さ。早く甘さを感じ、あとにひかない。
カロリーゼロ➡身体に吸収されないので、血糖値に関係しない。丸1日たてば、ほぼ100%排出される。
FAO(食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が設けている「JECFA」の安全評価をクリアしています。
JECFA ➡ 添加物のプロが、安全の基準をクリアしているか、危険はないかなど、詳細に調査 する機関。
三栄源食品化学研究振興財団でも毒性などは見られないとの実験結果がでている。
三栄源食品化学研究振興財団➡日本で添加物について研究をおこなっている財団。
摂取量の目安は1kgあたり15mg。
体重50kgの人で750mg。
以上の3種は菓子・ドリンク類などによく使用されているので、安全性に問題はないようです。
ただ心地よい甘味なので、甘いものをひかえることはむずかしいですね。
カロリーが低くて身体に悪影響がないなら、ひかえる必要ないじゃん
ちがうんです💦
甘いもの好きな人って、甘いものが途切れると、つい甘いものをさがしてしまうんです。
すべての菓子・ドリンクに人工甘味料が使われているわけではありませんよね。
手作りの有名菓子ほど、人工甘味料なんて使用していません。
甘味ばなれには役に立たないという事なんです。
甘味依存症は健康寿命をちぢめます。
くれぐれも摂り(とり)すぎには注意しましょう。