お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
ヨーグルトは好きですか?
更年期世代の強い味方になってくれるのでしょうか?
ヨーグルトの事を知って上手に使えば、いろんな事に役立ちますよ。
ヨーグルトのあれこれ
ヨーグルトは乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品です。
「ヨーグルト」という言葉はトルコ語の「ヨウルト」からきています。
日本では「はっ酵乳」と表示されます。
動物の乳は昔から飲まれていましたが、牛の乳だけでなく、水牛・ヤギ・羊・馬・ラクダなどの乳も飲まれています。
乳分泌が多く、搾乳が行いやすい温和な草食動物を飼っていたことによるものです。
7,000年ほど前、生乳の入った容器に常在菌である乳酸菌が偶然に入ったのがはじまり。
生乳のままだと腐りやすいが、乳酸菌で発酵させると保存性が良くなります。
日本では1915年、広島市のチチヤス乳業がヨーグルトの名称で本格的に販売しました。
スゴイのは乳酸菌?
乳酸菌は、特定の菌を指すわけではなく、発酵にかかわる菌をひとまとめにした総称です。
腸内には数100種類、約600兆個もの「腸内細菌」が存在しています。
その重さなんと1.5㎏!
そのうち乳酸菌と呼ばれるものは40種類ほどもあります。
乳酸菌は腸内活動を活発にしたり、老廃物を排出したりして便秘や下痢の調節をします。
さらに乳酸菌には、ガンを予防したり、アレルギーを改善する効果もあるんです。
すごいですよね!
でも腸内には数100種類の細菌が存在していて、悪い菌もいます。
腸内細菌を顕微鏡で見ると、いろんな種類の細菌が花畑のように見えるため「腸内フローラ(腸内の花畑)」と呼ばれています。
免疫力を高めたり、腸の働きを助けるのが善玉菌で、病原菌を悪玉菌といいますが、乳酸菌は腸の働きを助ける善玉菌の一種で、悪玉菌をおさえたり、減らした分だけ善玉菌は増えます。
善玉菌が多い時は問題ありませんが、悪玉菌が多くなるととたんに体調が悪くなってきます。
善玉菌は加齢によって減ったりしますが、食生活にも大きく影響されますので、若い人でも要注意です。
という事で善玉菌である乳酸菌を手軽にとれるヨーグルトが注目されるわけです。
乳酸菌は腸までとどかない!?
ですがほとんどの乳酸菌は、胃酸にやられてしまって生きて腸に届きません。
死んだ状態でも善玉菌の貴重なエサとなりますので、ムダにはなりませんが。
それじゃあなんでヨーグルトをすすめるのよ!って話になりますよね 😥
ここ数年で腸まで届く乳酸菌がかなり見つかってきています。
今日は特にダイエットにも効くヨーグルト2種を紹介します。
恵・ガセリ菌SP株
世界ではじめて生きて腸までとどき、長くとどまることが科学的に確認されました。
便の色・臭いを改善する作用も認められています。
豆乳グルト・TUA4408L
長野県の伝統発酵漬物「すんき漬け」から発見されました。
血中総コレステロールの低下や肝臓への脂質蓄積をおさえる働きが報告されています。
いかがですか?上の2種類はスーパーでも比較的みつけやすいと思います。
腸内環境・腸内フローラを整えるとやせやすくなり、ダイエットの早道にもなりますよ。