お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
3つとも全然べつものじゃん!
紅茶もウーロン茶も、緑茶と同じ茶葉から作るんだよ
えぇ~~~っ‼
そうなんです。
紅茶もウーロン茶も、緑茶と同じお茶っ葉から加工されます。
お茶の種類
緑茶・紅茶・ウーロン茶のちがいは加工する時の発酵時間です。
- 不発酵茶:緑茶
- 半発酵茶:ウーロン茶
- 発酵茶:紅茶
完全に発酵させたものが紅茶、まったく発酵させないものが緑茶、半分発酵させたものがウーロン茶です。
じゃあ緑茶・紅茶・ウーロン茶、どれも栄養的には変わらないよね
緑茶・紅茶・ウーロン茶の3種とも飲む人は、それほど気にしなくてもイイでしょうね。
それぞれの成分・効能をくらべてみましょう。
カテキン
しぶ味の成分で抗菌作用・抗酸化作用が強いです。
カテキンは発酵過程でへってしまいますので、緑茶に断然多くふくまれています。
抗菌作用
O-157などの食中毒の原因菌をよせつけない効果があります。
虫歯菌にも効果がありますので、食後にのむだけでも虫歯予防ができますよ。
抗酸化作用
活性酸素がふえるのをおさえる働きです。
活性酸素は必要なものですが、ふえすぎると病気や老化の原因になります。
年齢をかさねるほど、抗酸化作用のあるものをとるよう心がけましょう。
カフェイン
にが味の成分で覚醒(かくせい)作用や利尿作用があります。
カフェイン量はコーヒーより少ないですが、3種ともふくまれています。
覚醒(かくせい)作用
眠気をおさえます。
利尿作用
健康な人にとってオシッコが出やすくなると、どんなメリットがあるのでしょう?
老廃物がよく排出されて、ダイエット効果があります。
カフェインはアルコール代謝も高めますので、利尿作用とあいまって悪酔い・二日酔いにも効果があります。
テアニン[アミノ酸]
うま味成分で、お茶の木・ツバキ・サザンカなどにだけふくまれています。
緑茶・紅茶・ウーロン茶、3種類ともふくまれています。
リラックス効果
テアニンのリラックス効果は45分前後たってからあらわれます。
ですので適度なティータイムは、そのあとの仕事や家事にイイ影響をあたえることはまちがいありません。
ビタミンC
ビタミンCがふくまれているのは緑茶だけです。
紅茶・ウーロン茶は発酵過程でほぼ失われています。