お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
甘酒ってアルコールなの?「飲む点滴」ってどういう意味?
得体が知れなくて、なんとなくハードルが高いな…
結論!酒粕甘酒は少しアルコール分が入っています。米麹甘酒はノンアルコールです!
飲む点滴といわれている甘酒。2種類の材料の違いがあるんです。
酒粕(さけかす)を使ったものと、米麹(こめこうじ)を使ったものです。
酒粕(さけかす)甘酒は、簡単にいうと酒粕をお湯でのばして作りますので、アルコールゼロではありません。
このままでは甘味が足りなくてまずいので、砂糖を入れます。砂糖入りですので、ダイエットを考えている人や更年期世代にはオススメしません。
飲む点滴といわれているのは、米麹甘酒の方です。
なぜ米麹甘酒なの?
私の場合甘酒は、子どものころから母がよく飲ませてくれましたので、違和感はなく好きでした。
ただ、ダイエットを意識する年頃になると、甘くてカロリーの高い飲み物だと認識して、飲むことから遠ざかっていました。
ところが昨今のこの甘酒ブーム!更年期世代にとってのメリットをさがしてみると~
酵素がとれること!
酵素は、生野菜・果物・味噌・キムチなど、限られたものからしか摂(と)れません。
私たち更年期世代にとっては「大事だけど、摂(と)りづらいなぁ~」と思えるものですよね。
米麹甘酒は発酵して甘味が出るので砂糖を使う必要がありません。
更年期世代にはぜひ摂って欲しい発酵食品なんです。
麹(こうじ)とは?
米や小麦などに麹菌(こうじきん)を培養した(ばいよう:育てた)ものを麹(こうじ)といいます。
甘酒は、蒸した米に麹菌をはやした米麹から作られる飲み物です。
米麹は、みりん・米みそ・日本酒・酢の発酵にも使われます。豆麹・麦麹は、醤油・焼酎になります。
☕ちょっと休憩☕
麹(こうじ)と糀(こうじ)ってどうちがうの?
「こうじ」は米・麦・大豆などいろんな穀物でつくりますが、「こうじ」全般をあらわす時は「麹」の漢字を使います。
「糀」という漢字は、明治時代にできた和製漢字で、米こうじのみをあらわします。
米麹甘酒の栄養と効能
ブドウ糖
甘さのもとになります。すぐにエネルギーとなるので、運動前の栄養補給や夏バテ対策にも利用できます。甘酒にレモンを少し絞り入れると、食欲のない時でも食事代わりになりますよ。
必須アミノ酸9種
とても大事だけれど、体内では作れない必須アミノ酸が9種すべて含まれています。これってなかなかすごいことです!
ビタミンB群
発酵の過程で生成されます。ビタミンB群は糖代謝=糖質をエネルギーに変換してくれますので、ダイエットしたい人には、うれしい効能ですね。
さらに疲労・ストレス・肌荒れも解消するんですよ。
まさしく飲む点滴!
オリゴ糖
ビフィズス菌など善玉菌のエサとなり、腸内で善玉菌をふやしてくれます。結果、腸内環境を整え、便秘を解消し、免疫力アップにも役立ちます。
うれしい美肌効果
麹菌にふくまれる麹酸(こうじさん)がメラニンの生成をおさえるので、美白効果がありシミ・くすみを防ぎます。酒造りをする杜氏さんの手が白いことは、よく知られています。
さらに皮膚・粘膜を保護するビタミンB2が多くふくまれているので、皮膚を活性化してくれます。
米麹甘酒をつくってみよう
甘酒ってスーパーでも手ごろな値段で売ってるよ
たしかにそうなんです。でもちょっとよく見てください。
市販の米麹甘酒には、おいしくするためにいろいろなものが入っているものが多かったです。
端正に手作りされたものもありましたが、値段が高く、当然ですが日持ちもしないものでした。
「いっぺん作ってみようかなぁ~」これが手作りしてみようという経緯です。(^^ゞ
発酵食品なんでしょ?なんかめんどくさそう…
意外と簡単!
甘酒づくりは温度管理が大変そうなのですが、炊飯器やヨーグルトメーカーを使うと、とても簡単なんです 🙂
まず米麹選びです。特にお取り寄せする必要もなく、スーパーでもいろいろ売っていました。
生のもの、乾燥させたもの、固めたもの、パラパラにほぐしたものなど。
ただし漬物用は食塩が入っていて、ダメでした。
結局、パラパラで乾燥したものにしました。300g入り270円くらいでした。
おかゆやご飯を最初から入れる作り方が多いですが、特に必要ないと思います。お好みでって感じです。さめてからミキサーに30秒ほどかけると、トロリとしたドリンクタイプになります。
私は豆乳をまぜて飲むのが好きです。もちろん砂糖はいりません。ウソみたいに甘いですよ~
玄米の米麹もありました!さっそく作ってみると~
食物繊維が多いので、スムージーのような食感でした。腸活にはイイと思います。
ふつうの米麹とブレンドして作るのもアリですね。(⌒∇⌒)
飲んでみよう!ホットマト甘酒
トマトジュースと甘酒をまぜて、少し温めてください。
混ぜる割合はお好みで(⌒∇⌒)
トマトジュースは無塩100%のものがベストです。
熱くしすぎないでくださいね。甘酒の酵素が死んでしまいますので。
豆乳をプラスしたり、オリーブオイル・レモン汁をたらしてもイケますよ😋